【第8回】毎月の携帯代を安くしていくら得した?(格安SIM)

マネーリテラシー戦術

マネーリテラシー戦術の範囲でいうとここの部分になります。

すべてのマネーリテラシーをレベルアップする事により、金融資産がたまる事は間違いないでしょう。その他のマネーリテラシーを学びたい方は以下参照してみてください。

はじめに

皆様こんにちは、今回は固定費削減の中でも最も削減のしやすい”携帯電話代”をテーマに取り上げたいと思います。

 

この記事のポイント
  • 携帯代を安くする理由? →人生を身軽にする
  • 大手キャリアが高い理由 →儲かるから
  • 格安SIMで実施に安くなる? →3,200円安くなった
  • 格安SIMの良さは? →安い、シンプル、自由
  • おすすめの格安SIMは? →状況によりけり

 

マネコ
マネコ

携帯代の見直しは固定費削減の中でも重要な要素です。
毎月の携帯代を安くして人生を身軽にしていきしょう。

 

携帯代を安くする理由

なぜ携帯代金を安くするのでしょうか?

携帯代金が毎月1万もかかって、お金が貯まらない

格安SIMがいいって言われたけど分からない

料金プランが複雑すぎて良く分からずに使っている

 

と、色々な理由があるかと思います。
色々と理由はあるかと思いますが、ほぼ以下に集約されると思います。

お金に余裕のある生活をしたいから

 

例えば、月に3000円節約できれば30年間では108万円もの節約になります。

月に3000円の節約って大したことないと思う人も多いかと思います、でもここで重要なのは無意識のうちに3000円節約できると言うことです。
意識的に3000円を節約しようと思うと、普段の飲み物代、買い物代などの時に常にお金の事を考えて買い物しないといけないで、、、大変!

無意識の節約は「固定費の見直し」で詳しく説明しているのでぜひご参照ください。

 

ポイント
  • お金に余裕のある生活をしたい
  • 月3000円でも30年で考えると100万以上
  • 無意識に節約できる(意識的に節約するのは大変)

なぜ携帯代は高いのか?

なぜ携帯電話代が高いのか考えたことありますでしょうか?

・・・

3キャリアの独占

それを知るにはまず、2018年度(2019年3月期)の大手3キャリアの決算報告書を見てみようと思います。(日経:https://tech.nikkeibp.co.jp/atcl/nxt/column/18/00903/073100004/)

順位企業名売上高営業利益営業利益率
1KDDI5兆803億円1兆137億円約20%
2NTTドコモ4兆8408億円1兆136億円約21%
3ソフトバンク3兆7463億円7194億円約19%

どうでしょうか、
それぞれ大手3キャリアは1兆レベルの営業利益を叩き出しており、営業利益率は20%を超えるほど大きく儲けていることが分かります。

皆様も経験があるかと思いますが、携帯電話を持つ場合には上記3社から選ぶのが普通だと思います。そもそもこの3社以外は日本全国にインフラを提供できていないためこの3社を選ばざるおえない状況なのです。

価格が妥当にならない理由

自由経済の市場では競争により価格が適正(妥当)な値段まで下がるのがあたりまえなのですが、この3社が独占、設備投資に膨大な費用がかかる状況では新たな会社が参入するするのは難しい、、、

このような状況では、3社とも格安料金で提供すると全員が負ける状況になります。

そこで3社とも利益を最大化するためにも高値の料金にする事により、大手3社すべてが儲かる状況で市場が硬直化します。(株式会社なので利益追求するため当然の結論ですね)

そこで社会のルールとして公正取引委員会による独占禁止法が定められています。

しかしこの大手3社は政治力なのかしらないですが、適正な競争が発生しない状況で、独占禁止法違反まがいなあの手この手を使って顧客から高額な料金で稼いでいます。

  • 複雑な料金プラン
  • 抱き合わせ販売(回線と端末)
  • 2年縛り
  • SIMロック

2年縛りとかSIMロックとか、普通に考えたら使い勝手が悪い物ですよね。
こんな物がまかり通っているのは3社で独占してきて、同じ手口を使っているのでどこで契約しても同じ、、、それが普通なんだと考えてしまいますよね。

あの有名人も

あの有名人「ホリ○モン」も大手3キャリア(docomo, au, softbank)は1兆の安定した利益を出せる会社(インフラのため不況にも強い)

また、独占禁止法では1社2社だと疑いが濃くなるけど、3社だと丁度いいバランスになりシェアを3等分すると市場を独占しているわけではないので独占禁止法の取り締まりから見逃されやすい。

ポイント
  • 大手3社(docomo, au, softbank)は高い
  • 他の会社が参入できない
  • 大手3社で価格を釣り上げている
  • 大手3社でシェアのバランス(3等分)すると独占禁止法的にも安心
  • 格安SIMをオススメ

格安SIMで安くなったのか?

それでは格安SIMで実際に安くなったのかを実績を交えて解説したいと思います。

大手キャリア 利用時

当時の携帯電話の明細を探してみました。

当時の請求内容では言うと月に、7,600円前後が請求金額になります。
ここから端末台が 2600円引かれていたので、結果的には 5,000円ほどの通信費が掛かっていたことになります。

 

この 5,000円の通信費を以下の格安SIMに変更する事によりどれだけ安くなったのでしょうか?

 

格安SIM 利用時

僕は、実際にDMMモバイルを契約していました。
(2020年1月現在楽天モバイルに運用会社が譲渡されています)

当時の僕はもう大手キャリアの複雑なプランに飽き飽きしていまいた、そのため超シンプルなDMMモバイルを選びました。

契約内容

請求金額

僕は電話しないので、毎月100円~500円くらいの通話料に収まっていますが「10分かけ放題」を追加しても+850/月になるだけなので電話する方にはオススメです。

 

結果としては、すごくいい選択をしたなと感じています。
 

まとめ

どうでしょうか、格安SIMを利用しただけで月に3200円(5000 – 1800)も携帯料金を下げることが出来ました。

1年にすると 3万8,400円、30年にすると 115万2,000円にもなります。
この金額を無意識に節約できるようになるのはすごいですね。

最後に格安SIMにしてよかったと感じたところをご紹介します。

よかったと感じたこと
  • 料金が安くなった
  • プランがシンプル(理解できるようになった)
  • 2年縛りが無い(気に入らなければ解約できる安心感)
  • 端末台が別(コスト意識が芽生えた)

格安SIMのメリット・デメリット

人生を幸せにするのに大事な要素

  • お金の問題から身軽になる
  • シンプルにする

格安SIMではこの2つを同時に解決してくれるいい部分が多いのでそれをご説明いたします。

料金が安い

まずは何といっても料金が安い事につきます。
上でも説明しましたが格安SIMにするだけで私の携帯料金が3000円安くなりました。

一般的にはここくらいが標準になります。

 大手キャリア:6,000円~10,000円
 格安SIM:1,000円~3,000円

プランがシンプル

プランがめちゃくちゃシンプルになり、普通の人でも理解できる範囲になります。

格安SIMのプランは非常に簡単です。

  • データ通信
  • 通話料金

大手キャリアの複雑なプラン

  • データ通信
  • 通話料金
  • 月々割りによる2年縛り
  • 長期割りによる値引き
  • 家族割引
  • 変な有料サービスに加入させられる
  • 階段状のプラン

 

「色々割引が入ってお得ですね~」と思っても実は結果的に高いですよね。
大手キャリアを否定しているわけではないですが、あまりにもユーザー(顧客)を無視して商売をしていると感じています。

2年縛りが無い

2年縛りによりユーザーを出さないための仕組みです。
ユーザーへのメリットはほぼ0ですね。

2年縛りで安くなっていると言っている人が居ますが。
もともと1,000円だったものが4,000円->1,000円に値下げ!って表示を見て「安い!」と感じているのと同じ理由になります。

そんな方には以下の「価格と価値」を読んでみてください。

「価格ではなく価値で考える」を見る

2,000円の物が1,000円で売っていたら安いと感じますよね。
しかし、本当に考えなくてはいけないのは、その物に1,000円の価値があるかどうかで判断しないといけません。

この、価格、価値の区別がつかないと普段のお金の使い方で損する事になります。

  • 価格:お店が売りたい値段
  • 価値:自分が物に対して感じている値段

よくあるのは、セールだからと言って大量に物を買ってしまう人がいますよね。
2,000円の服を500円で洋服を買って来た場合に、一般人の人は1500円お得になったと喜びますが、着なければ500円を無駄にするのと同じになります。

金持ち思考だと、本当に500円の価値があるのか?そもそも着るのか?から思考が始まるので2,000円と言う価格に騙されないのです。価格ではなく価値で考えるこの考え方は人生を豊かにするのに重要な要素ですのでぜひ身に着けましょう。

端末代は別

大手キャリアでよくあった方法で、端末代金を料金に含めると安くなりますよ!
これも2年縛りと一緒で長く契約してもらうための仕組みになります。

ここで人間のサガで、一括で支払うと苦痛と伴うのですが、分割して支払うと苦痛が無いのが心理学的にあります。ローンなどもこの仕組みで儲けていますね。

私自身は苦痛を感じる人になったほうがいいと思っています。
なぜなら

10万円のスマホ端末を
一括購入した場合に「高いなー」と感じます。
分割購入した場合は「意外とどうにかなる?」と感じます。

同じ感情を抱く人も居らっしゃると思いますが、ここが良くない点なんですよね。
本来同じ金額を支払っているいるのに苦痛を感じない。

つまり、苦痛を感じて→改善する気持ちを持つ機会を失うことが一番問題だと思っています。
この苦痛を感じる事により、10万→5万のスマホ端末にしようという気持ちになりますよね、これが改善です。

実施に、私はiPhone(10万)を購入して使っていたのですが
コスト意識が芽生えてHuawei(3.5万)やArrows廉価版(4万)などのスマホを使うようになりました。

 

悪い所もある

色々と格安SIMをほめてきましたがもちろん悪い所もあります。

  • まずは遅い時間帯がある
    (昼の12時、夜の21時などのみんな使う時間)
  • LINEのID検索が使えない
    最近必須のLINEですが友達登録がしずらくなります

実際に使ってみると意外と大したことないです。

遅い時間帯が気になる人も多いですよね、例えばスマホが使えないとイライラする人・・・
結構危険です、スマホ依存症の可能性があるかと思います。

遅くて使えない時間があるなら、他の事をすればいいだけなので、本を読むことをオススメします。

おすすめ本「マネコがおすすめする書籍5選」をぜひ確認してみてください。

 

オススメの格安SIM

おすすめの格安SIMをいくつかご紹介したいと思います。

ここでは会社別ではなく、自分のシーンにあったテーマ別にしてみましたので
普段こんな行動が多いな → この会社がオススメって感じで確認してみてください。

SNSをよく使う人

LINEモバイルがおすすめです。

LINE, Twitter, Instagram, Facebookのデータ通信料が無制限で使えます。
※Youtubeは入っていないです。

動画をよく見る人

楽天モバイルがおすすめです。

楽天モバイルはデータ契約(1G, 3G, 5G・・・)の容量を使い切ってしまった場合に、低速モードに切り替わるのですがこの低速モードは 1Mbps 速度がでるので Youtube の動画を見ることもできます。

つまりデータ契約を無理して高い容量を選ぶ必要が無いのでうれしい。

楽天・楽天ペイをよく使う人

楽天モバイルがおすすめです。

楽天の買い物でポイントが+2倍される仕組みが適用されます。
携帯代を安くしてお買い物でポイントも付加されるのはうれしいですね。

ちなみに携帯料金をポイントで支払いできるので、楽天ポイントが余っている人にもオススメです。

楽天ペイでも

Yahoo!ショッピング・Paypayをよく使う人

Y!mobile がおすすめです。

こちらも楽天と一緒で、Yahooショッピングで4%ポイントが付きますのでめっちゃお得です。

また、Paypay残高が付与されるのでPaypayで普段お買い物をされている方であれば、ポイントを無駄なく使うことができます。

データ通信が早い回線が欲しい人

大手3社の格安SIM会社を利用すると、データ通信速度が速い格安SIMが手に入ります。

携帯キャリア大手のソフトバンクの子会社である「Y!mobile
携帯キャリア大手のKDDI(au)の子会社である「UQ Mobile

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